ハロウィン関連商品でおもしろそうなお菓子を見つけました。
ブルボンより発売された味覚変化お菓子「甘消しマジックキャンデー」。
このキャンデーをなめた後に甘いものを食べると甘くなくなってしまうのだそうです。
ミラクルフルーツの別バージョンみたいな感じですね。
さっそく実食・・・!
このキャンデー自体は、マジックコーラ味と書かれているように甘いコーラ味で、やや苦味が混じっていますね。なめ始めて10秒くらいするとだんだん甘さが弱まり始め、だんだん苦いキャンデーになってきました。キャンデーに砂糖が含まれているのは、味覚が変わってきたことが分かりやすいようにというところでしょうか。
さて、味覚が変わったところで さっそくいくつかの甘いものを試してみたところ、次のような結果になりました。
●加糖カフェオレ → 無糖カフェオレに変化
●コカ・コーラ → 炭酸水に変化
●スポーツドリンク → 弱い酸味のある水に変化
●チョコウエハース → 無味で食感は元のまま、に変化
これはなかなかおもしろい体験になりました。
1回くらいは試してみると不思議で新鮮な感覚を味わえると思います。
ちなみに、味覚変化の効果は個人差や体調差がありそうでした。 また、キャンデーをなめる際に舌全体に付着させるようにしないと、うまく当たってなかった部分で甘さを感じてしまうようでした。
味覚変化の効果の持続性はあまりなさそうで、キャンデーの後に少し別のものを食べているうちに割とすぐ効果は消えました。 なので、ハロウィンパーティでこれ食べちゃったらもうパーティ中ずっと甘いものが甘くなくなっちゃう~!みたいなことにはならなそうです。
ちなみにこの味覚変化の効果を出している成分は、袋の原材料名欄にあるギムネマシルベスタエキス粉末のようですね。
ギムネマシルベスタは、インドや東南アジアなどに分布しているガガイモ科ギムネマ属の多年草です。
この植物の葉に含まれるギムネマ酸が、舌の味蕾にある甘味受容体に作用し甘味の感覚を麻痺させることで甘味抑制効果を示すようです。
また、このギムネマ酸、舌だけでなく腸にも作用してブドウ糖の吸収を抑制する作用もあり、糖尿病予防にも効果的と考えられているようですよ。
さて、甘消しマジック、ぜひ一度体験してみるのはいかがでしょうか!
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